松下電器産業(株)は15日、ADSLモデムなどと接続して、ハードディスクビデオレコーダーなどのビデオ機器をコントロールできる周辺機器“ITアダプター”として『VW-NET1』を販売すると発表した。同日付けで予約受け付けを開始し、6月1日に発売する。販売台数は1000台。そのうち100台を、松下ネットワークマーケティング(株)のショッピングサイト“PanaSense(パナセンス)”において、ハードディスクビデオレコーダー『NV-HVH1』とセットでモニター販売する(ITアダプター単体の販売価格は3万9800円)。期間は5月6日まで。
『VW-NET1』 |
『VW-NET1』は、同社が推奨するADSLによる常時接続環境下で、同日付けで発表した40GBのHDD搭載のハードディスクビデオレコーダー『NV-HVH1』と接続することにより、ビデオの予約設定、予約確認、予約修正が、外出先などのリモート環境から行なえるほか、ビデオカメラと組み合わせて、携帯電話で家の様子などを静止画でモニターできるのが特徴。本体には10BASE-Tポート×1と専用通信端子を装備しており、ADSLモデム/ルーターとはEthernetで、ビデオ機器とは専用通信端子で接続する。電源はDC5.3VでACアダプターが付属。消費電力は約2W。本体サイズは幅82×奥行き102×高さ37mm、重量は約110g。接続するパソコンの対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE/98で、ウェブブラウザーとしてInternet Explorer 5.5以降が必要。携帯電話はブラウズ機能を搭載した機種で、アクセスするにはIDとパスワードなどを利用する。対応するビデオレコーダーは『NV-HVH1』のみで、対応するビデオカメラは、『NV-GX7K』など7機種。
『NV-HVH1』 |