(株)バンダイは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ“ザク”の頭部をデザインしたデジタルカメラ『Digital Mono Eye MS-06 ZAKU II』を4月下旬に発売する。価格は9800円。
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『Digital Mono Eye MS-06 ZAKU II』をノートパソコンに装着したところ / (c)創通エージェンシー・サンライズ |
『Digital Mono Eye MS-06 ZAKU II』(デジタル モノ アイ MS-06 ザク II)は、ザクの目である“モノアイ”部分がレンズになったデジタルカメラで、ザクの視点で撮影できるのが特徴。販売中のプラスチックモデル『パーフェクトグレード MS-06 ZAKU II(量産型)』(1万2000円)の頭部と交換でき、USBケーブルを利用してパソコンに取り込むこともできる。本体デザインは、テレビアニメでメカニックデザインを担当していた大河原邦夫氏が書き下ろした原画を基にリアルに再現したという。サイズは幅75×奥行き55×高さ45mm。
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本体のほか、カメラグリップ(右)や専用USBケーブル、オリジナル画像加工ソフトを収録したCD-ROMなどを同梱する |
撮像素子には30万画素のCMOSセンサーを利用しており、解像度は640×480ドットで、最短撮影距離は50cm。メモリーは8MB(SDRAM)を搭載し、“Normal”で19枚、“Economy”で78枚の撮影が可能。動画は約24秒。ウェブカメラとして利用することもできる。セルフタイマーやカウンターの機能も搭載する。画像の保存形式はBMP/JPEG。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000で、Windows XPにも対応予定)。電源は単4乾電池×2本(別売)。製品にはバッテリーユニット、カメラグリップ、専用USBケーブルのほか、オリジナル画像加工ソフトのCD-ROMが付属する。付属の画像加工ソフトでは、撮影した画像を『機動戦士ガンダム』の名場面を再現した背景画像と合成することができ、ザクの操縦席から見ているような画像を作成できるという。
