(株)ウェブストリームは28日、ブロードバンドに対応したストリーミング配信関連の本格サービスを29日に開始すると発表した。同社は2001年6月6日からストリーミング配信のポータルサイトなどの実験サービスを行なってきており、今回、次世代ビジネスに向けたサービスを含め、本格展開を発表したもの。
今後予定しているサービスは、コンテンツごとの視聴数を週/月ごとに集計する“リアルタイム視聴ランキング”などの“視聴管理”、インターネットの少額決済にも対応した有料コンテンツの売上金額を日次/月次で集計する“課金サービス、管理”、コンテンツと連動した広告配信システムを利用する“マーケティング・システム”の提供など。
同社では映像配信システム“WebStream System”の販売も行なっており、テスト運営などの小規模な配信サービス向けの“BASICモデル(Windows版)”と、複数の配信サーバー、配信環境を一括管理できる大規模配信サービス向けの“Enterpriseモデル(UNIX版)”の2種類を用意する。価格は見積もりとなる。