遅ればせながら先週も東芝製HDDが登場したように、現在9.5mm厚の2.5インチHDDは20GBプラッタで流体軸受け採用モデルがトレンドとなっている。そんななか、流通量は多くないものの、2.5インチHDDに絞って製品を供給し続ける富士通からも同仕様の2.5インチHDDが登場。人気の40GBモデル「MHR2040AT」の販売がアキバで始まっている。
富士通製の2.5インチHDDとしてはじめて20GBプラッタを採用するMHR2040ATの回転数は4200rpm。キャッシュ2MB、Ultra ATA/133に対応で平均シークタイムは12ミリ秒というスペックは他社製の20GBプラッタ採用HDDとほぼ横並びの性能だ。最大内部転送速度は32.5MB/秒で、15GBプラッタを採用する同社従来製品「MHN2xxxAT」(xには数字が入る)シリーズよりも約2MB/秒ほど高速化した。
HDD裏面 |
これで現在コンシューマ市場で入手できる2.5インチHDDがすべて横並びのスペックに到達したことになる。そうなってくると、パフォーマンス面で次のブレークスルーが気になるところだが…? なお、3日現在の価格は以下のとおり。
\24,980 | 若松通商エルプラザ |
\26,500 | コムサテライト3号店 |
\28,200 | 若松通商PS/PLAZA |
\28,800 | 若松通商LAN/PLAZA |