このページの本文へ

シャープのウェブグループウェア『Office WorkTop』が音声応答に対応

2001年12月21日 21時02分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

シャープ(株)は21日、ウェブグループウェア『Office WorkTop』と連携した音声応答システムを同日付けで発売すると発表した。『Office WorkTop』は、パソコンや携帯電話からのアクセスによって、スケジュールや業務文書などを共有できるウェブベースのグループウェア。中小企業向けに、2001年2月に発売した。

今回、同ソフトが音声応答システムと連携。外出先から電話で“話す”だけで、スケジュールの問い合わせや登録、アドレス帳検索などができるようになった。また、回答についても、音声合成による自動応答や、携帯電話へのメール送信など用途に応じて選択可能。一般公衆回線をはじめ、携帯電話やPHSなどに対応している。そのほかにも、音声認識エンジンには、(株)アドバンスト・メディアの『AmiVoice』を採用し、事前に声の登録(エンロール)が不要な“不特定話者音声認識”や、高性能のノイズ除去が可能になった。また、事前に電話番号を登録しておくと、自動でログインができる。

音声応答システムには、グループウェア連携モジュール『CE-S01GD』、音声応答モジュール『CE-S01GV』、USB接続CTIオーディオコントローラー、音声応答システム用サーバーが必要になる。各モジュールの価格は10万円。サーバーは、OSがWindows 2000 Professional/Server、CPUがPentium II-266MHz以上、メモリーが128MB以上、ハードディスクが300MB以上。

なお、『Office WorkTop』は、特約店制度を設けており、音声応答システムについても、最初のソフトウェア設定や、LANの構築、サーバーの設置が必要な場合は機器の手配などのコンサルティングを含め、特約店が販売を行なう。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン