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沖電気、VoIP装置間の相互接続や音声品質の検証サービスを開始

2001年12月11日 21時47分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)は11日、VoIP(Voice over IP)装置間の相互接続性や音声品質を検証するサービスを21日に開始すると発表した。併せて、同日付けで“VoIP検証センタ”を設立し、VoIPネットワーク環境の構築や運営をトータルに支援する。同社では、民間企業がVoIPの相互接続検証サービスを提供するのは初めてとしている。

“VoIP検証センタ”は、同社が蓄積してきた相互接続試験や音声品質評価のノウハウを基に検証サービスを提供するためのVoIPネットワークの総合検証環境。東京都港区芝浦4丁目10号別館内に設立し、機材は千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地B23の幕張テクノガーデン内に設置する。機材の構成は、同社製のVoIP製品(IPstageほか)、疑似バックボーンネットワーク、各種測定機器。

提供するサービスは、“VoIP相互接続検証サービス”と“VoIP音声品質評価サービス”の2つ。“VoIP相互接続検証サービス”では、同社製VoIP製品と他社製品の相互接続性を検証し、接続試験、コンサルティング/アンサリングを行なう。料金は1機種あたり100万円からで21日にサービスの提供を開始する。“VoIP音声品質評価サービス”は、すでにVoIPネットワークを構築している通信事業者や企業のネットワークの音声品質に関するデータ(遅延時間/音質評価指標)を測定するサービス。料金は100万円からで、2002年1月末にサービスの提供を開始する。

同社では、2002年度に100ユーザー以上の利用を見込んでおり、2億円以上の売り上げを目標としている。

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