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NTTドコモ、欧州におけるiモードに関わる技術供与での合意を発表

2001年11月08日 20時27分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは7日、オランダのKPN NV(以下KPN)とKPN Mobile N.V.(KPNモバイル)の3社で進めてきた欧州におけるiモードライクサービスの実現に向け、ドコモがiモードサービスに関わる技術を提供することで合意したと発表した。

今回の合意により、ドコモはKPNモバイルを通じ、KPNモバイルの子会社であるKPN Mobile The Nederlands B.V.(KPNモバイルNL)および、KPN Orange Belgium NV/SA(KPNオレンジ)が、GPRS上および、3G上でiモードライクサービスの提供を行なうことを目的としたライセンス契約を締結した。iモードライクサービスは、ブラウザー内蔵の携帯電話からコンテンツ利用ができるというiモードの技術を用いたサービス。ドコモは、GPRS上および、3G上で同サービスの展開に必要な特許やノウハウ、技術を有償で提供していくという。これにより、オランダのKPNモバイルNLの加入者約521万人(2001年9月末現在)とベルギーのKPNオレンジの加入者90万人が対応端末を用いることで、同サービスを利用対象者となる。端末については、iモード対応のHTMLとWML1.Xで記述したコンテンツが利用できるものを提供していく予定。

商用サービスの開始は2002年第2四半期以降を予定している。ライセンス契約は2001年11月7日から2012年1月1日まで。なお、同社では、iモードの技術やノウハウを供与することで、欧州におけるモバイルマルチメディアサービスの普及促進に寄与すると考えているとしている。

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