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ソニー、“バイオ”デスクトップ秋モデルを一斉発表

2001年10月12日 14時52分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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バイオRXは、パソコン上での映像の楽しみかたを追求したマイクロタワー型デスクトップPCシリーズ。今回発表されたのは、『PCV-RX73』、『PCV-RX63』、『PCV-RX53』の3モデル。3モデルともCPUにPentium 4プロセッサーを採用し、256MBのメモリーを搭載する。OSはWindows XP Home Edition。

バイオRX
バイオRX。液晶ディスプレーモデルのラインナップが拡充された

TV録画/管理/再生統合ソフト『Giga Pocket Ver.4.3』は、TVへのOSD(On Screen Display)機能を搭載し、バイオRXにつないだTV画面上で、各種設定や“ビデオカプセル”(録画したTV番組をカプセル化したもの)の選択、シーン選択などをリモコンで操作できる。

またライブ映像転送機能も備えており、Giga Pocket専用ビューワー/コントローラー『PicoPlayer v5.0』を搭載した他のバイオPCに、家庭内LAN経由で映像を転送できる。さらに、ビデオカプセルアイコンをドラッグ&ドロップするだけでDVD-RWに書き込めるDVDビデオ作成ツール“Simple DVD maker”を搭載する。

TVチューナー内蔵のMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを搭載しており、ビデオキャプチャー機能や、DV-アナログ/MPEG変換機能(RX73/RX63のみ)を備える。TVチューナーはVHF/1~12チャンネル、UHF/13~62チャンネル、CATV/C13~C63チャンネル、ステレオ放送、2ヵ国語放送に対応。入出力端子はS-ビデオ/コンポジット入出力端子とオーディオ入出力端子を装備する。圧縮モードは、高画質モード(17分で1GB)、標準モード(34分で1GB)、ビデオCDモード(94分で1GB)から選択可能。

最上位モデルの『PCV-RX73』は、CPUにPentium 4-2GHzを採用し、256MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce2 MX、ビデオメモリーは32MB(SDRAM)。HDDは100GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質25時間、標準49時間、ビデオCD135時間、DV録画時間は6時間30分。

DVD-RWドライブ(パイオニア製DVR-103)を搭載しており、書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き込み等倍速、CD-ROM読み込み24倍速、CD-R/RW読み込み16倍速、DVD-ROM読み込み4倍速、DVD-R/RW読み込み2倍速となっている。

PCV-RX73は、16型SXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX73L6』、19型FDトリニトロンディスプレーが付属する『PCV-RX73V9』、本体のみの3種類が用意されている。

『PCV-RX63』は、CPUにPentium 4-1.7GHzを採用し、256MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce2 MX、ビデオメモリーは32MB(SDRAM)。HDDは80GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質19時間、標準38時間、ビデオCD105時間、DV録画時間は5時間。PCV-RX73と同じDVD-RWドライブ(パイオニア製DVR-103)を搭載する。

PCV-RX63は、15型TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX63L5』、17型FDトリニトロンディスプレーが付属する『PCV-RX63V7』、本体のみの3種類が用意されている。

『PCV-RX53』は、CPUにPentium 4-1.5GHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)を搭載する。チップセットはインテル845チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA TNT2 M64、ビデオメモリーは32MB(SDRAM)。HDDは80GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質19時間、標準38時間、ビデオCD105時間、DV録画時間は5時間。

DVD-ROM読み込み16倍速、CD-ROM読み込み40倍速のDVD-ROMドライブと、CD-ROM読み込み40倍速、CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き込み10倍速のCD-RWドライブを装備したデュアルドライブ形式となっている。

PCV-RX53は、15型TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX53L5』、17型FDトリニトロンディスプレーが付属する『PCV-RX53V7』、本体のみの3種類が用意されている。

3モデルとも、外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、シリアル、パラレル、USB、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ディスプレー出力、光デジタルオーディオ出力(RX73/RX63のみ)、モデム用モジュラージャック×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入出力。

外部接続端子(前面)は、USB×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入力を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。メモリースティックスロットも備えている。本体サイズは幅203×奥行き371×高さ366mm、重量は、RX73/RX63が12.5kg、RX53が13.5kg。

3モデルとも10月25日発売で、価格はすべてオープンプライス。推定小売価格は、PCV-RX73L6が45万円前後、PCV-RX73V9が43万円前後、PCV-RX73が37万円前後、PCV-RX63L5が32万円前後、PCV-RX63V7が30万円前後、PCV-RX63が27万円前後、PCV-RX53L5が23万円前後、PCV-RX53V7が21万円前後、PC-RX53が18万円前後。

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