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クウェスト、アジア太平洋地域でブロードバンドサービスの提供を開始

2001年10月10日 20時23分更新

文● 編集部 今井睦俊

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米クウェスト・コミュニケーションズ・インターナショナル社とクウェストジャパン(株)は10日、都内で記者発表会を開催し、アジア太平洋地域でブロードバンドサービス“Quest AsiaLink”の提供を、同日付けで開始したと発表した。記者発表会には、米クウェストのグローバルネットワーク/IPネットワーク担当のジム・ベッカー(Jim Becker)執行副社長、同国際事業開発担当のガイ・クック(Guy Cook)副社長、クウェストアジアリミテッド社のロス・ラウ(Ross Lau)プレジデント兼最高経営責任者(CEO)、クウェストジャパンの上野公明代表取締役社長が出席した。

クウェストジャパンの上野代表取締役社長と米クウェストのジム・ベッカー執行副社長
左からクウェストジャパンの上野公明代表取締役社長と、米クウェストのジム・ベッカー執行副社長
“Quest AsiaLink”は、アジア太平洋地域の企業にブロードバンドサービスを提供
“Quest AsiaLink”は、アジア太平洋地域の企業にブロードバンドサービスを提供

今回の発表の内容は、アジア太平洋地域において、マルチメディア/データ/音声通信サービス“Quest AsiaLink”を、域内の企業向けに提供開始するというもの。当初は、非同期転送モード(ATM)、国際専用線(IPL)、インターネット専用アクセス(DIA)の各サービスを用意。これらのサービスを用いれば、米クエストの世界規模のブロードバンドネットワークに直接接続できるという。また、2002年前半には、安全なIP接続が可能なインターネット・プロトコル・バーチャル・プライベート・ネットワーク(IPVPN)サービスを、アジア太平洋地域で提供開始するとしている。接続地点となるPoP(Point of Presence)を、すでに香港とシンガポールに開設しており、2001年末までに東京にも開設予定。さらに2002年中に韓国と中国へネットワークを延長するという。

ガイ・クック副社長
同社の技術について説明した米クウェストのガイ・クック副社長
クウェストアジアのラウCEO
サービス内容を説明したクウェストアジアのラウCEO

記者発表会では、上野社長の挨拶の後、米クウェストの国際事業開発担当のクック副社長が同社の技術の優位性について説明。同氏は、同社のIPネットワークが世界最大規模であり、Gigabit Ethernet技術を用いてネットワークのフォーマットをEthernetで統一することで、フォーマット変換のないコスト効率の高いネットワークを提供できると指摘。また、グローバルネットワーク/IPネットワーク担当のベッカー執行副社長は、同社が世界最大規模の光ファイバー網を3年前に敷設。陳腐化していない最新設備であるため、「ネットワークのサイズと品質に誇りを持っている」と強調。今後の目標として、音声回線とIPネットワークを統合することを挙げた。さらに、クウェストアジアのラウCEOは、「もっとも優れたIPベンダーとして、多国籍企業をターゲットに、アジアの主要都市をカバーしたサービスを展開する」と語った。同社は、9月に総務省から第1種通信事業者の認可を受けており、年末までに東京でもサービスを開始する。

Gigabit Ethernet技術でコストパフォーマンスが向上
Gigabit Ethernet技術を用いてネットワークのフォーマットを統一することでコスト効率が高まる

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