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日立マクセル、CD-RやDVD-Rのデータを読めなくするセキュリティーツール『CD-Poit』を発売

2001年10月05日 16時48分更新

文● 編集部

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日立マクセル(株)は4日、CD-RやDVD-Rなどを廃棄する際に、記録したデータを読めなくするためのセキュリティーツール“マクセル データセキュリティツール”として『CD-Poit(シーディー・ポイット)』をビクターサービスエンジニアリング(株)と共同開発したと発表した。25日に発売する。価格はオープンで、市場予想価格は2000円前後。

『CD-Poit』
『CD-Poit』

『CD-Poit』は、CDメディアの目次情報“TOC(Table of Contents)”の部分に物理的に傷を付けることで、一般のCD/DVDメディア用ドライブで読めなくするツール。本体は上下に分離する構造で、上部のディスクに接する面には16個の円盤状の特殊カッターが付けられている。ディスクを挟み込んで、上部を180度回転させることで処理が完了する。特殊カッターの寿命は約1万回。対応するメディアは、CD-R/RW、CD-ROM、DVD-R/RW、DVD-ROMで、マルチセッション方式で記録したディスクは除く(マルチセッション方式で記録されたメディアの場合は第1セッションだけが読み取れなくなる)。本体サイズは、直径が60mmで高さは47mm。重量は約120g。

本体を上下に分離してから間にCD-Rなどのメディアを挟み込む。あとは上部を180度回転させれば処理が完了する
本体を上下に分離してから間にCD-Rなどのメディアを挟み込む。あとは上部を180度回転させれば処理が完了する

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