東京都衛生局は27日、“東京都動物保護センター”で収容している動物の情報を画像付きで公開すると発表した。10月1日の午前9時から公開する。これは、いなくなった動物を探している飼い主などに便宜を図るためのサービス。
衛生局に対する迷い犬や迷い猫などの問い合わせは、毎年2万5000件以上にも達するという。これまでは開庁している時間帯に電話で個別に問い合わせを受け付けていたが、インターネットで画像付きの情報を提供することで、飼い主が自分で検索できるようになるほか、利用時間の制限もなくなるという。
対象となる動物は、東京都動物保護センターで保護収容している飼い主不明の動物(狂犬病予防法及び東京都動物の保護及び管理に関する条例に基づく公示対象動物)。情報の内容は、収容日、保護された場所、収容期限、動物の種類、性別、大きさ、毛色などの文字情報と、動物の画像。更新は毎日行なう。