日本SGI(株)は17日、UNIXベースのワークステーション『Silicon Graphics O2+』を発表した。9月末に出荷を開始する。価格は136万2000円から。
『Silicon Graphics O2+』 |
『Silicon Graphics O2+(オーツープラス)』は、CPUに米PMC-Sierra社製のRM7000A-350MHz、あるいはMIPS R12000A-400MHzを搭載するUNIXワークステーション。これは、現地時間の8月14日に米国で開催されたグラフィックス関連のイベント“SIGGRAPH”で発表した製品。“UMA”(ユニファイド・メモリー・アーキテクチャー)を採用する。本体サイズは、幅229×奥行き267×高さ305mm、重量は10kg。ラックマウントに収納する場合のサイズは幅197×奥行き229×高さ267mm、重量は7.8kg。消費電力は175W。
RM7000A-350MHz搭載モデルは、従来機種『Silicon Graphics O2』に比べ、計算速度を47%、グラフィックス性能を32%高速化したという。価格はRM7000Aを搭載した『R7000Aモデル 350MHz』が、256MBメモリー、18GBのHDDを搭載して、136万2000円。『R12000Aモデル』がR12000A-400MHzを搭載し、512MBメモリー、18GBのHDDを搭載して、263万9000円。