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日立、6倍速/3倍速書き込みのマルチメディアカードを発売

2001年09月10日 18時03分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は10日、デジタルカメラやシリコンオーディオプレーヤー向けに、従来製品の6倍速/3倍速の書き込み速度を持つマルチメディアカード『マルチメディアカード高速シリーズ』を発表した。64MBの『HB28D064MM2』、32MBの『HB28D032MM2』、16MBの『HB28D016MM2』のサンプル出荷を11日に、128MBの『HB28D128MM2』のサンプル出荷を10月1日に開始する。価格はオープン。

マルチメディアカード高速シリーズ
マルチメディアカード高速シリーズ

『マルチメディアカード高速シリーズ』は、同社の従来製品に比べ、約3倍あるいは6倍の書き込み速度を持つマルチメディアカード(MMC)。マルチメディアカードの標準化団体“MMCA(MultiMediaCard Association)が6月に規格化した“System Specification Version 3.1”に対応する。SPIモードでもマルチブロック書き込みが行なえるようになるため、高速化が図れるという。高速化は、新開発の高速フラッシュメモリーの採用、コントローラーの書き込みロジックの改良、128MB/64MBのカードではインターリーブ処理を採用したことなどによるもの。書き込み速度は、128MBと64MBのカードが従来比6倍の毎秒2MB、32MBと16MBのカードが従来比3倍の毎秒1MB。読み出し速度はともに毎秒1.7MB。動作電圧は2.7~3.6V。本体サイズは幅32×奥行き24×高さ1.4mm。

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