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Web3D Consortium、ウェブ上で3Dグラフィックスを扱う言語“X3D”を発表

2001年08月13日 23時34分更新

文● 編集部

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“Web3D Consortium”(※1)は米国時間の7日、VRMLの後継となるウェブ上での3Dグラフィックスを扱う言語“X3D(Extensible 3D)”を発表した。

※1 “Web3D Consortium”は、ウェブ上での3Dグラフィックスの標準化規格を制定する非営利団体。

“X3D”はXMLをベースに開発された。そのアーキテクチャーはコンポーネント化されており、サイズの小さい、軽量なクライアントソフトによってウェブ上での3D表示を実現する。ウェブブラウザーだけでなく、放送や組み込み機器などでも使用できるという。また、追加のプラグインで、機能を拡張することも可能。

また、“Web3D Consortium”はISO(国際標準化機構)のMPEG-4を扱うワーキンググループとも緊密に連携し、“X3D”がMPEG-4規格に採用されるよう、働きかけているという。

実際に“X3D”を使用した製品が発売されるのは、2001年末になる。“Web3D Consortium”では、ISOに標準規格として提案するという。

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