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国内の2000年のASP市場規模は158億円――日本ガートナーグループ

2001年05月11日 17時44分更新

文● 編集部

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日本ガートナーグループ(株)のデータクエスト部門は11日、日本における2000年のASP市場規模の推定値が158億円であると発表した。これは、同部門が2000年3月に算出した予測値の約6割程度に留まるという。

実測が予測を下回った原因として、同部門は、景気低迷による中小企業のIT投資の抑制、ユーザーのASPに対する認識の停滞、ASPに向く“業種特化型ソフト”のASPモデル化の遅延を挙げている。ただし、今後のASP市場は、供給側の体制整備や、先進的な導入事例の紹介により、徐々に成長段階に向かうものと予測。ASP市場の黎明期では、グループウェア/電子メールなどの“コラボレーション系”や、財務/会計/人事などの“バックオフィス系”が主流であったのが、2000年末より具体的な顧客層に絞った“業種特化系”に、市場が移行していると見ている。

また、コラボレーション系は低価格化が進み、CRMサービスなどの“フロントオフィス系”は企業の独自色が強いので普及が限られ、バックオフィス系は既にシステム化が進んでいるため、ASP市場の中で業種特化系が最も成長を期待できる分野としている。そのほか、EC系については、企業の導入意欲が高いため、堅調に成長していくと予測。同部門では、ASPはIT市場の大きな流れの通過点に過ぎず、今後は、業務そのものを請け負うBSP(ビジネスサービスプロバイダー)への応用など、利用形態がさらに進化するとしている。

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