かねてから話題となっていたドリームキャスト用のプレイステーションエミュレータ「bleem! for Dreamcast」がついにデビュー。今週からアキバのパーツショップで販売が始まっている。
プレイステーションとbleem! for Dreamcastの画面比較。これを見る限りでは、その差は歴然だ。なお、同製品は英語版。日本語版の発売は未定だという |
bleem!はもともとPC用のプレイステーションエミュレータだが、bleem! for Dreamcastはそのドリームキャスト版。プレイステーションの2倍の画面解像度を持つドリームキャストを用いることで、プレイステーション版を超える美しい画面でゲームができるという。
なお、今回のbleem! for Dreamcastは「グランツーリスモ2」専用版。代理店の若松通商によると、不完全に多くのゲームに対応させるより、ひとつひとつのゲームに絞って完全に動作させる方が良いという判断から“専用版”になったとしている。グランツーリスモ2を第1弾として、今後もさまざまな人気タイトル用のbleem! for Dreamcastを投入する予定とのこと。
価格はエルプラザ、コムサテライト3号店、若松通商で980円となっている。エミュレータマニアはもちろん、いまさらプレイステーション/プレイステーション2を買う予定はないけれど、“3”が出て話題のグランツーリスモはちょっとやってみたいというセガファンは要チェックだ。なお当然ではあるけれども、動作させるにはグランツーリスモ2のCD-ROMが必要になるのであしからず。
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