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FSB266に対応した“KM133A”搭載のMicroATXマザーが販売開始

2001年04月28日 23時06分更新

文● KAZ’

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SL-75MIV
「SL-75MIV」

 4月14日に発売されたSoltek製マザーボード「SL-75DRV」に続いて同社から新たにAthlon/Duron用のビデオ統合チップセット“KM133A”を搭載した「SL-75MIV」と「SL-75MAV」が発売され、コムサテライト3号店で販売されている。価格はSL-75MAV、SL-75MIVともに1万4800円だ。



SL-75MAV
「SL-75MAV」

 “KM133A”は“KM133”と同様、Savage 4の3DとSavage 2000の2Dエンジンを搭載したものと言われている。また、代理店であるバーテックスリンクのホームページによると200/266MHzのFSBクロックをサポートしてる(従来のKM133はFSB200MHzのみサポート)ことから、単純に“KM133”の上位チップであると予測できる。

 今回登場した2製品のうち注目すべきはMicroATXのSL-75KIVだ。これまで“KM133”搭載のMicroATXマザーは存在したが、“KM133A”というチップが搭載されたことによって、MicroATXでもFSB266MHz対応のCPUが正式サポートになったことの意味は大きい。
 しかも、「SL-75MIV」はDIPスイッチでFSB設定クロック、CPU倍率、コア電圧それぞれにアプローチが可能となっており、遊べるマザーとしてオーバークロック機能も充実しているようだ。なお、SL-75MIVに添付されたマニュアルの記述から、コア電圧は最高1.85Vまで0.025Vステップで変更が可能(ATXのSL-75MAVにコア電圧を操作するDIPスイッチは見あたらない)、FSB設定クロックは、最高150MHzがセットできるようだ。また、マザーボード上に印された設定表からCPUの倍率は12.5倍まで可能だ。
 拡張スロットの数については、SL-75MAVがAGPPro×1、PCI×5、ISA×1で、SL-75MIVがAGP×1、PCI×3、CNR×1となっている。



FSB設定電圧も1.85Vまで0.025ステップでセット可能
電圧設定
SL-75MIV同梱のマニュアルには最高150MHzまで設定可能な表記が
電圧設定
倍率変更の記述であると思われるCPUソケット近くのシルク印刷
【取材協力】

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