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Gateway SOLO 3400

Gateway SOLO 3400

2001年03月29日 18時55分更新

文● 山崎

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Gateway SOLO 3400

日本ゲートウェイ

21万9800円

日本ゲートウェイのまったく新しい薄型B5ノート「Gateway SOLO 3400」(以下SOLO 3400)は、日本人の嗜好に合わせたスペックを持ち、日本市場のみで販売される完全な日本向けモデルだ。DVD-ROMドライブとFDDを内蔵するドッキングステーションによる機能の拡張、内蔵フラッシュメモリを利用したメモリオーディオプレーヤ&ボイスメモ機能、USB接続のCCDカメラをはじめとする豊富なオプションが揃うなど、サブノートファンにとって要チェックな製品の登場だ。

ドッキングステーションの装着で充実した機能を利用できるモバイルノート

ドッキングステーションを装着したSOLO 3400
本体の下に敷くように装着するドッキングステーションは標準で付属する。薄型B5ノートのSOLO 3400をオールインワンノートとして利用できる。
 手軽に持ち運んで利用できる携帯性の高さを重視したSOLO 3400は、12.1インチTFT液晶を搭載しながら、本体サイズは273(W)×227(D)×19.8(H)mm、重量は約1.36kgと非常に軽量なPCに仕上がっている。
 基本スペックについては、CPUがMobile PentiumIII-500MHz、チップセットは440ZXを採用する。メインメモリは標準で64MBのSDRAMをオンボードに搭載し、1基のSO-DIMMスロットを利用して最大384MBまで増設できる。
 ビデオチップはビデオメモリを8MB内蔵するSavage/IXを採用し、1024×768ドット/26万色表示が可能だ。HDDは10GBを搭載する。こうしてみると、最新のノートPCとしては少しスペックが抑えられている印象だが、それはSOLO 3400がハイスペックよりも薄くて軽いというモバイルノートの本質をより重視した結果だろう。ちなみにASCII Labs.製バッテリベンチマークの結果は1時間13分と、このクラスのノートPCとしては標準的な駆動時間を達成している。



本体左右側面およびドッキングステーションの背面
本体に装備するインターフェイス類は必要最小限といった感じだが、ドッキングステーションによって充分な拡張性が提供されている。
 本体に装備するインターフェイス類は、右側面にCRT出力、左側面にモジュラジャック、付属の2種類のケーブルを使い分けることによって10BASE-T/100BASE-TXのEthernetポートあるいはシリアルポートとして利用できるネットワーク/シリアル接続ポート、USB、およびTypeII×1のPCカードスロットを備える。前面にはマイクと付属の「リモコン付きイヤーレシーバー」用端子を装備する。
 本体の拡張性はミニマムだが、パラレル、USB×2、Ethernet、PS/2、TV出力(コンポジット)などの豊富なインターフェイスを搭載するドッキングステーションが標準で付属するのでトータルでの拡張性は問題ない。マシンを起動した状態でも着脱可能なホットスワップ対応のドッキングステーションには、このほか8倍速DVD-ROMドライブと3.5インチFDDも内蔵しており、後からオプション類を追加しなくてもオールインワンノートに匹敵する機能が揃っている。本体とドッキングステーションという2コンポーネント構成を採用したSOLO 3400は、可搬性の高さと充実した装備が両立しているモバイルPCなのである。

 ドッキングステーションを装着した状態では、厚みが約40mm、重量は約2.4kgに増加するが、オールインワンノートPCを持ち運ぶことを考えれば充分に軽量でコンパクトと言えるだろう。



ドッキングステーション前面のドライブ類
ドッキングステーションに装備するドライブ類は取り外しが可能。DVD-ROMドライブに代えて利用できるオプションのCD-RWドライブが発売予定だ。

付属ソフトMP3ローダー画面
HDDから内蔵フラッシュメモリに音楽ファイルをコピーしたり、反対にボイスメモをWAVEファイルに自動変換してHDDにコピーするための「MP3ローダー」。MP3やWMAのエンコード機能は搭載しておらず、あくまでもファイルを移動するためのツールだ。
 SOLO 3400は、モバイル性の高さと共にエンタテインメント性の高さを重視しており、付属のリモコン付きイヤーレシーバーで操作できるメモリオーディオプレーヤ機能を装備しているのが特徴だ。本体に内蔵する32MBのフラッシュメモリに、プリインストールされている「MP3ローダー」を利用してWindows上でMP3あるいはWMA形式の音楽ファイルをあらかじめ保存しておけば、いつでも音楽の再生を楽しむことができる。このフラッシュメモリはボイスメモの保存にも利用でき、リモコン付きイヤーレシーバーに一体となったマイクを利用して、いつでも音声の記録が可能になっている。
 音楽ファイルのデコードやボイスメモを記録するための回路は、PC本体の機能とは別に内蔵しているので、PCの電源がオフになっていても利用できる。SOLO 3400を持って移動中などに活用できるだろう。

 また、オプションで用意されているUSB接続のCCDカメラ「AnyCam USB デジタルカメラ(1万円)」を利用すれば、最大640×480ドットのAVI形式の動画や、最大1280×960ドットの静止画をキャプチャ可能だ。CCDカメラ用ユーティリティ「AnyCam」では、動画をメールに添付して送れるように、100k~1Mbps程度のビットレートを持つMPEGファイルに圧縮する機能も搭載している。



付属品およびオプション製品
手前のリモコン付きイヤーレシーバーを使えばSOLO 3400を大きなメモリオーディオプレーヤとして利用できる。左耳用のケーブルの途中にくっついているのがボイスメモ用にマイクだ。奥がオプションで用意されているUSB接続の35万画素CCDカメラ。ビデオメールなどを簡単に作成できる。左はPCとの接続ケーブルを巻きとっておけるACアダプタ。本体に合わせたおしゃれなデザインを採用している。
 SOLO 3400は、薄くて軽いというモバイルPCの絶対条件を余裕でクリアしつつ、ドッキングステーションを装着すればオールインワンノートと同等の機能を持つ。さらにDVD-Videoの再生、メモリオーディオプレーヤ機能、CCDカメラによるビデオメールの作成といったPCを使う楽しさも盛り込まれている。それでいて標準価格は21万9800円と非常に魅力的な設定がなされている。
 このほか、より実用性重視のユーザー向けには、CPUをCeleron-500MHzに、DVD-ROMドライブを24倍速CD-ROMドライブに変更し、メモリオーディオプレーヤ機能を省略して標準価格を18万9800円に抑えたモデルも用意されている。いずれのマシンも、楽しくモバイルしたいユーザーならぜひ選択肢に加えておくべきノートPCだ。



SOLO 3400キーボード
厚さ19.8mmの薄型ノートながら、ストローク2mmのストロークを確保したキーボードは立派。キーピッチは18.5mm。ただし、クリック感に乏しくペチペチした印象のキータッチには少し不満。

Gateway SOLO 3400の主なスペック
CPU Mobile PentiumIII-500MHz
メモリ 64MB
液晶 12.1インチ
解像度 1024×768ドット/26万色
HDD 10GB
DVD-ROM DVD8倍速/CD24倍速
通信 モデム/LAN
サイズ 273(W)×227(D)×19.8(H)mm
重量 約1.36kg
OS Windows Millennium Edition
Officeアプリ

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