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オムロンとメディアラグ、音楽コンテンツ配信サービスを開始

2001年03月05日 18時52分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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オムロン(株)とメディアラグ(株)は5日、デジタルコンテンツ販売システム事業を共同で展開すると発表した。

このデジタルコンテンツ販売システムは、コンテンツホルダーから委託されたコンテンツを、メディアラグの衛星通信システムを利用して、各店舗や施設に設置されたオムロン開発のマルチメディアキオスク型端末『DCS+music』に配信するもの。

DCS1マルチメディアキオスク型端末『DCS+music』

オムロンは、昨年12月よりマルチメディア端末『DCS』をコンビニエンスストアなどに設置し、デジタルカメラで撮影した画像データのプリントアウトサービスや、アニメキャラクターのポストカード販売を行なっており、このアニメキャラクターコンテンツをメディアラグが提供している。

一方メディアラグは、音楽専用端末向けに音楽ダウンロードサービス“ミュージックデリ”を展開しているが、今回の共同事業展開により、新端末『DCS+music』に音楽コンテンツを配信、ユーザーはDCS+musicで音楽データをMDにダウンロードできるようになる。オムロンは端末の開発、製造、販売、メンテナンスを行ない、メディアラグがコンテンツホルダーとの交渉およびコンテンツ配信を担当する。

『DCS』は、3.5インチFDD、スマートメディアスロット、コンパクトフラッシュカードスロット、メモリースティックスロット、PCカードスロット(TypeIII)、光磁気ディスクドライブ(640MB容量MO)、CD-Rドライブを搭載した複数記録メディア対応のマルチメディア端末で、『DCS+music』は『DCS』に16倍速のMDライターを追加したモデル。操作はタッチパネル方式の14インチ液晶ディスプレーで行ない、利用料金は現金(1000円紙幣、500/100/50/10円硬貨)で支払う。

DCS2『DCS+music』は、FDやMO、スマートメディアなど各種記録メディアに対応した『DCS』に、MDライター部(写真上部)を追加したもの。既存のDCSもMDライター部を追加することでDCS+musicと同等となるため、DCSをすでに導入している店舗は買い替えの必要がないという

利用できるサービスは、音楽ダウンロードサービスのほか、デジタルカメラの画像をポストカードやLサイズ用紙、シール用紙に印刷できる“プリントアウトサービス”、さまざまなキャラクターのホストカードや、アイドルのブロマイドを印刷できる“キャラクタープリント”など。ダウンロードできる音楽コンテンツは、アーティストの新譜などのほか、新人アーティストやインディーズの楽曲も扱うという。

今回のデジタルコンテンツ販売システムの事業開始時期は7月。DCS+musicやDCSをコンビニエンスストアやCDショップなどの店舗に販売し、コンテンツ提供を行なう。端末の価格はDCSが160万円から、DCS+musicは未定。端末販売目標は今後3年間でDCSが5000台、DCS+musicが5000台という。

オムロンEFTS統轄事業部長の赤星慶一郎氏は、「メディアラグは、音楽など豊富なコンテンツを持ち、衛星通信インフラも所有している。われわれは端末の開発、販売を行ない、メディアラグにはコンテンツの提供と、衛星通信システムでの配信をしてもらう。現在DCSはコンビニやアミューズメント施設などに設置しているが、今後はCDショップやレンタルショップへも展開することでラインが広がる」と説明。また、メディアラグ取締役副社長の中澤泰子氏は「ミュージックデリは現在、MDを対象メディアとしているが、将来的には他の記録メディアへもダウンロードできるようにしたい」としている。

赤星氏と中澤氏
オムロン(株)EFTS統轄事業部長の赤星慶一郎氏(右)と、メディアラグ(株)取締役副社長の中澤泰子氏(左)

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