「FreeBoard 2F」。写真左上のものはレシーバだ |
キーボードを持ったまま移動することがはじめから想定された、マウス付きのワイヤレスキーボード「FreeBoard 2F」が一部のショップで販売され始めた。両手で握れるような取っ手があり、右手側にパッド、左手側にマウスボタンを装備。取っ手を握ったまま移動してくださいと言わんばかりだ。通信には無線方式を採用しており、方向性や障害物の影響を受けにくいあたりも、移動用に向いている。
また、キーボード上で“チャンネル”を決定すると、最大6台の同製品を混信せずに使用可能。それぞれのPCの脇にレシーバを置いておけば、どんなに混み合っていても立ちながら、あるいは歩きながらマウスオペレーションやキータイプができるというわけだ。いったいどんな場面でそういったニーズがあるのかは疑問だが…。
マウスオペレーションは思ったよりしやすそうな感じを受ける |
なお、キーボードには6チャンネルの選択ボタンのほか、Windows Media Playerのコントロールボタンをはじめとする18個の“マルチメディアボタン”を装備する。マニュアルによれば、少なくとも幾つかのボタンは好きなようにカスタマイズできるようだ。
キーは日本語88。単4アルカリ電池2本で約6カ月以上動作するという。使用可能範囲は1.8m。インターフェイスはPS/2で、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000に対応する。
価格は、コムサテライト3号店で6700円、クレバリー1号店と高速電脳でともに6800円。
【取材協力】