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セガ、ロボット制御技術応用のCGキャラクター動作生成ソフトを開発

2001年02月15日 19時33分更新

文● 編集部

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(株)セガは13日、CGキャラクター動作生成ソフト『Animanium(アニマニウム)』を開発したと発表した。これは特別認可法人の情報処理振興事業協会(IPA)の次世代アプリケーション開発事業で採択され、“人間型ロボット制御技術を用いた次世代動作生成アプリケーション”として開発したもの。発売日、対応機種、および価格は未定。

画面写真
『アニマニウム』

『アニマニウム』は、従来のモーションキャプチャーシステムによるCGアニメーションとほぼ同品位のCGアニメーションをソフトウェアのみで作成できるCGキャラクター動作生成ソフト。モニター上のCGキャラクターを人間型ロボットの制御技術を応用して操作し、画面上のCGキャラクターを直接触っているようにマウスを用いて自由にポーズを編集でき、作成したポーズや動作データのコピー、ペースト、圧縮、伸長も直感的に行なえるという。さらに、編集したポーズをキーフレームとして指定すれば、自動的にキーフレーム間の中割り動画が作成され、モーションキャプチャーにより生成されたアニメーションに匹敵する精密な動作データを作成できる。編集画面のインターフェースには現在、セルアニメーターの現場で利用さている方法論に準じたフォーマットを採用する。

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