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日本ユニシスなど4社、高可用性システムの検証プロジェクトを発足

2001年01月25日 16時50分更新

文● 編集部

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イーエムシー ジャパン(株)、日本ユニシス(株)、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(株)、マイクロソフト(株)の4社は25日、Windows 2000 Datacenter Server 日本語版をベースとしたシステム環境のミッションクリティカル分野への最適化に向けて技術協力すると発表した。それにともない、データセンター向け高可用性システムの検証プロジェクト“MOCHA”(モカ)を発足した。

同プロジェクトでは、マイクロソフトの大規模ミッションクリティカルシステム向けOSであるWindows 2000 Datacenter Serverおよびデータベース『SQL Server 2000 Enterprise Edition 日本語版』、日本ユニシスのサーバー『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』、イーエムシージャパンの高可用性ディスク『Symmetrix 8430』の組み合わせで検証作業を行なう。データセンターや基幹システムなどのミッションクリティカルな業務分野に、同OSをベースとしたシステムを適用させ、高信頼性/高可用性/拡張性をアプリケーションも含めて検証する。作業は、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント内で実施し、プロジェクトに携わる人員は4社合わせて15名となる。

まずは、イーエムシー ジャパンのバックアップソフトウェア『TimeFinder』の検証作業を行なう。検証用アプリケーションとして、SAPジャパン(株)の基幹業務パッケージ『SAP R/3』および“mySAP.com BW”を採用し、オンラインでのバックアップ・リストア、本番環境での開発・テスト、バージョンアップなどの機能検証を行なう。その成果は、3月末までに検証結果レポートとして作成し、各社の営業活動に利用するという。

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