ニフティ(株)は24日、マレーシア最大のISPである“テレコムマレーシア-マルチメディア”(Telekom Malaysia Berhad)社と、インターネットを基盤とした広範囲なビジネスにおいて提携、共同プロジェクトを発足させることで合意したと発表した。
共同プロジェクトで検討される内容は、ネットワークを相互に利用できるようにする“ダイレクト・フリー・ローミング”と、コンテンツおよびEコマースにおける提携など。ダイレクト・フリー・ローミングは、@niftyの会員が、マレーシアにおいてもほぼ同じ条件でインターネット接続できるようにするもの。将来的にはニフティが提携している、香港、シンガポール、韓国、ドイツ、ブラジル、米国のISP間で、同様のサービスを利用できるようにするためのコンソーシアムの設立も目指すという。一方のコンテンツやEコマースについても同様に、相互利用を可能にするもの。
なお、テレコムマレーシアは、インターネット接続サービス“TMnet”を提供しており、2000年末の時点での会員数は約90万人という。
