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(株)テーマパーク速報

(株)テーマパーク速報

2001年01月19日 22時00分更新

文● 中村聖司

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 エレクトロニック・アーツ・スクウェア(株)は、遊園地経営SLG「(株)テーマパーク」を3月8日に発売する。2000年に発売された「テーマパークワールド」の続編に当たる本作は、テーマパークを運営する会社“(株)テーマパーク”の一社員となって、テーマパークを運営発展させるための様々なプロジェクトに挑戦していく。最終目標は社長のイス! 遊園地経営と出世を同時に楽しめるユニークなSLGだ。価格は7980円。

「(株)テーマパーク」のタイトル画面。
「(株)テーマパーク」のゲーム画面。前作同様、右下にアドバイザーくん(ちゃん?)がいる。うーむ、ゴミや汚れが目立つ。早く片づけないと、来場者の評価がぐんぐん下がるぞ。

 エレクトロニック・アーツ・スクウェアの「テーマパーク」シリーズは、与えられた敷地内に道路を敷き、アトラクションや飲食店を設置して、来場者たちに心から楽しいと思ってもらえる遊園地を造ることを目的とした遊園地経営SLG。その最新作「(株)テーマパーク」(“かぶしきがいしゃてーまぱーく”と読む)は、Direct3Dを使った柔らかみのある3D見下ろし型のゲーム画面や基本的なゲームシステム、インターフェイスなど前作のいいところを踏襲しつつ、「与えられたプロジェクトを成功させて昇進を狙う」「社長になる!」というふたつの大きな目標を加えた、いわば「テーマパークワールド2」といった内容になっている。



カメラを提げたヒゲのおじさんや帽子を後ろ向きにかぶった少年、ピンクの帽子がかわいらしい少女などが確認できる。中央の黄色い帽子の青年ふうの人物は、アトラクションの修理やチェックを行ってくれる技術者だ。

 とはいっても、ジェットコースターを始めとした各種アトラクションやアイスクリームショップなどの飲食店はすべて新しいものになっているほか、新たに季節の概念も追加され、お客さんは子供のみならず、大人の男性、女性、おじいちゃん、おばあちゃんなども来場するようになる。これによって、季節ごとにアトラクションや飲食店の模様替えを迫られたり、客層によってテーマパークの運営方針を変えていかなければならなくなる。社長への道は、ずいぶん険しいものになりそうだ。



帰りのバスを待つお客さんたち。風船を提げているお客さんがいっぱいで、なかなかいい調子。前作に比べてグラフィックスも格段に美しくなっている。

 (株)テーマパークでも自分が設計したジェットコースターに乗ったり、「カメラモード」でパークの様子を写真に収めたり、自作コースターのデータや撮った写真をメールで交換することができる。今回は、新着画像をたっぷり掲載したので、ぜひそのユーモラスな独特の世界観を味わっていただきたい。評価版を入手次第、レビューをお届けする予定だ。

魅力的なアトラクションを購入して分かりやすい位置に設置すると、お客さんがたくさん集まる。ただし、料金が高すぎたり、順番を待つための行列歩道をキチンと準備しておかないと、来場者の足は次第に遠のいてしまうのだ。
見るのが怖い経理統計グラフ。一度にアトラクションを購入しすぎたりすると、従業員の給料日に残金がマイナスになったりして、大ピンチに陥るのである。
ゲームを始めると、まず社長からプロジェクト内容が伝えられ、それを達成すると昇進し、また次のより大きなプロジェクトが示される。

エレクトロニック・アーツ・スクウェア(株)
問い合わせ先 03-5436-6499

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