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Pentium 4-1.3GHz新登場! 初値は5万9800円!!

2001年01月11日 22時51分更新

文● Jo_Kubota

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Pentium 4-1.3GHz

 Intelのロードマップに用意されていた“お買い得版”のPentium 4-1.3GHzがアキバに初お目見え。Pentium 4は登場時こそそれなりに売れたものの最近はAMD陣営に圧倒されており、価格的な魅力がなくなってきていた。そんなIntelが今回市場に投入してきたのが、この1.3GHz版Pentium 4である。



PC800 RDRAM同梱

 製品は正規ボックス版であり、従来の1.5GHz/1.4GHz版と同じく64MBのPC800 RDRAMを2本同梱している。「1.3GHz版からRDRAMのバンドルが中止になるのでは?」とか「バンドルされるRDRAMがPC600版になるのではないか?」などの噂が飛んでいたが、これに関しては従来と同じということで一安心と言えるかもしれない。

 価格はPCiN秋葉原で5万9800円、高速電脳で6万3800円。64MBのPC800 RDRAMが1本1万円前後なので2本で約2万円と考えると、差し引きでCPU自体の単価は4万円前後となる。これならAthlon-1.2GHzと比べてもクロック当たりの単価は何とか競争できる数字だ。しかしマザーボードまで視野に入れて考えると、VIA Apollo KT133AやAMD760、ALiMAGiK 1チップセットなどが軒並み2万円前後の値段設定なのに対し、Pentium 4対応のi850マザーはどれも3万円前後と約1万円の開きがある。これで、もしメモリをあと128MB足すとなると……。結局はコストパフォーマンスでAthlonには勝てないようだ。



Pentium III-600EMHz

 なお、高速電脳ではFC-PGAのPentium III-600EMHzも入荷していた。バルク版で、S-SPECは“SL4CM”。電圧1.7Vの“cC0コア”品で、オーバークロッカーの間でちょっとした話題になりそうだ。こちらの価格は1万7800円。



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