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テレマジック、Java対応iモード携帯向けエージェントシステムを発売

2001年01月10日 19時51分更新

文● 編集部

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テレマジック(株)は8日、Java対応iモード携帯電話機やPDAなどで使用できるJ2ME準拠のモバイルエージェントシステム構築/運用プラットフォーム『kModulet(ケーモジュレット)』の販売を、1月31日に開始すると発表した。価格は300万円。

kModuletは、同社が独自開発したエージェントシステム技術“Modulex(モジュレックス)”の応用製品。Modulex技術を用いると、Javaプログラムをエージェント化でき、サーバーサイドと端末サイドのJavaプログラムを有機的に結合したモバイルエージェントシステムを容易に構築できるという。また、kModuletは、端末で実行される数KBサイズのJavaのClass(プログラム)と、サーバーで実行されるエージェント稼動エンジンにより構成される。kModuletベースで開発されたJavaプログラム(kModuletプログラム)は、端末内でモバイルエージェントとなり、サーバーシステムと透過的に通信しながら、アニメーション再生、情報検索/表示、メッセージ交換、ゲームなどの機能を提供するという。

さらに、kModuletは、端末にkModuletプログラムをダウンロードし、KVM(端末で実行可能な小サイズのJava Virtual Machine)で稼動させる機能を搭載。(株)NTTドコモが発表したiモード KVMでの10KBサイズの壁をクリアできるという。そのほか、XMLベースで作成されたアニメーションや文字情報などの表示機能、アニメーションと同期させたメッセージの入力/出力機能、端末のエージェントの状態をサーバーサイドでバックアップする機能などを装備する。同社では、情報検索システム、グループウェアシステム、ゲーム/アニメーション配信などでの利用を見込んでいる。

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