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NEC、海外2社とVoice over xDSLの相互接続デモを実施

2001年01月10日 15時13分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は9日、米TollBridge Technologies社およびイスラエルのTDSoft社と、Voice over xDSLシステムに関する相互接続デモを行ない、相互接続性を確認したと発表した。

NECのxDSLシステム『AM30』は、xDSLからFTTxまでの拡張性を有し、高速インターネット通信等通信型サービスから、放送型のサービスまで統合的に対応できるブロードバンドアクセス多重化装置。今回の相互接続デモは、『AM30』のセンター側装置と、TollBridge、TDSoftの音声ゲートウェイ装置の相互接続性を確認したもの。これにより、既存の電話線上にデジタル信号のデータとアナログ信号の音声を伝送している従来のxDSL方式と比べて、電話音声もデジタル化して伝送する“Voice over DSL”が可能になる。

NECとしては今後、両社の音声ゲートウェイ装置を、通信事業者の用途に応じてxDSLシステムと組み合わせ、数千から数十万加入者規模の音声、高速インターネット、ビジネスデータ、更には動画も統合したブロードバンドアクセスソリューションを全世界に提供していくとしている。

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