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NTT東日本と西日本の“INSネットサービス”が1000万回線を突破

2000年12月27日 16時11分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は26日、両社が提供する“INSネットサービス”の契約回線数が、8日に全国で1000万回線を突破したと発表した。

“INSネットサービス”は、'88年4月に大阪、名古屋、東京でサービスを開始して以来、企業のデータ通信利用を中心に普及してきた。ここ数年は、身近なインターネットアクセス回線として、今日のインターネット普及の牽引を果たすとともに、1回線で2回線分同時に使え、複数の電話番号が安価に持てる便利な電話回線として、電話とファクスの使い分け、または、2世帯同居の家庭などで使用されているという。

“INSネットサービス”の普及にあたって、両社では、ISDN通信機器(TAなど)の低廉化・ワイヤレス化、“INSネット64・ライト”の提供開始による利用しやすい環境作り、2つめ、3つめの電話番号を低価格で利用できる“i・ナンバー”や話中(インターネット中)でも電話が受けられる“INSキャッチホン”の提供開始による利便性の向上、“i・アイプラン”などの割引サービスの充実、INSネット64などをアクセス回線とする“フレッツ・ISDN”の提供などにより、インターネット通信料金の低廉化・定額化に取り組んできたとしている。

その結果、家庭での利用が急速に伸び、'99年6月に全国の契約者回線数が500万回線を突破した後、わずか18ヵ月で1000万回線を突破するに至ったとしている。

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