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JENS、メールウイルス検知・駆除サービスを開始

2000年12月22日 16時39分更新

文● 編集部

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ジェンズ(株)は21日、電子メールを伝染媒体とするコンピューターのウイルスを駆除するサービスの提供を2001年1月5日に開始すると発表した。(株)シマンテックと業務提携を結び、同社のウイルス対策製品『Norton AntiVirus』によりマルチドメインに対応したメールウイルスチェックサービスを提供するもの。

サービスは、JENSが提供するインターネットデータセンターサービス“VIPS”、企業向けインターネット接続サービス“AT&T ワールドネット・マネージド・インターネットサービス”(AT&T WorldNet MIS)、および“ダイアルアップサービス”を対象に提供する。ゲートウェイでのウイルスチェック(送信・受信)を行ない、ウイルス感染を検知した場合は、ユーザーのポリシーにあわせた対処を行なう。対処は、ウイルス検知時にウイルスを駆除しメールを配信する方法、ウイルス検知時に添付データ自体を削除しメールを配信する方法が選択できる。そのほか、ウイルス感染状況などを集計した定期レポートを作成し、メールでの報告(月1回)、新種のウイルス駆除用の定義ファイルを定期的に自動更新、最新ウイルス情報の提供などを行なう。

ユーザーの利用形態に応じてJENSが設置したウイルスチェックゲートウェイを利用することにより、ユーザーは最小限の初期費用で電子メールの送受信が安全に行なえる環境が整うとしている。

サービスは、2001年3月末日までをトライアルサービス期間とし、期間中は無料で利用できる。2001年4月をめどに有償のサービスとして提供を開始する予定。なお、加入単位はドメイン単位となり、サブドメインも新たな加入となる。サービス料金はダイアルアップ(完全従量制)が初期費用が2万円、月額費用は1アカウントあたり650円など。

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