このページの本文へ

Nielsen//NetRatingsの11月のインターネット利用者調査結果

2000年12月21日 17時51分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エーシーニールセン・コーポレーション(株)とネットレイティングス(株)の共同事業“Nielsen//NetRatings”は20日、2000年11月度の月間インターネット利用者動向調査の結果を発表した。

11月の顕著な動向は、前月同様、消費者向けのECサイトの利用が好調な点であった。特に、11月1日に開設したアマゾンの日本語サイト“amazon.co.jp”は、ドメイン別月間総合ランキングで168位に入り、リーチは2.56%を獲得した。ショッピングカテゴリーでは、“Yahoo!Shopping”、“rakuten.co.jp”、“uniqlo.com”に続く第4位にランクインした。

11月度 ドメイン別ウェブ利用者動向トップ10
順位 ドメイン ユニークオーディエンス リーチ(%) ページビュー 1人あたりの平均滞在時間
1 yahoo.co.jp 1003万8434 64.98 21億2526万7200 1:03:36
2 biglobe.ne.jp 558万3020 36.14 1億6183万3658 0:12:51
3 nifty.com 532万6902 34.48 1億7310万9707 0:14:39
4 geocities.co.jp 516万5325 33.43 2億8606万4440 0:20:11
5 msn.com 444万6820 28.78 8062万2036 0:12:57
6 dti.ne.jp 415万1168 26.87 8569万2820 0:08:16
7 so-net.ne.jp 396万369 25.63 9845万4008 0:09:45
8 infoweb.ne.jp 377万6445 24.44 1億1993万8664 0:10:39
9 nifty.ne.jp 367万1592 23.77 5388万7829 0:06:16
10 hi-ho.ne.jp 335万8750 21.74 6789万69 0:09:33

今年下半期のショッピングカテゴリーのリーチの推移を見ると、ECサイトの訪問者が堅調に増加している。特に、ユニクロのECサイト“uniqulo.com”やアマゾンの日本語版“amaon.co.jp”など、新規の有力サイトが開設された10月以降は連続してリーチが30%を超えた。ウェブ利用者の3人に1人がECサイトにアクセスしたと想定され、ECサイトの本格普及の兆しが見え始めてきたとしている。ECサイト利用者の増加傾向、ならびに有力サイトの登場に加えて、現在、展開されている“eクリスマス商戦”が契機となり、今後のECの本格到来が期待されるとしている。

11月のバナー広告視聴ランキングでは、商品の価格比較を行なう“dealtime.com”が、Yahoo!などへの広告出稿により、15位にランクインした。また、シッピングサイト“famima.com”も同ランキングで28位に入るなど、バナー広告でもEC関連の伸長が目立つ結果となった。

11月度 インターネット全体の利用動向(対前月比較)
- 今月(11月) 先月(10月)
月間平均セッション数 16回 17回
月間平均訪問サイト数 9サイト 9サイト
月間平均ページビュー数 798ページ 797ページ
月間平均ネットサーフィン毎のページビュー数 49ページ 47ページ
月間平均接続時間 7時間50分56秒 8時間07分37秒
月間平均ネットサーフィン毎の接続時間 29分26秒 28分41秒
月間平均ページビュー毎の接続時間 36秒 37秒
月間平均バナー広告クリック率 0.60% 0.65%
家庭での月間インターネット利用人口(推定値) 1544万9563人 1308万5691人
家庭でのインターネット利用可能者数 3863万9378人 3191万9826人

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン