(株)アイアイジェイテクノロジーは12日、データストレージサービスを12月に開始したと発表した。小規模なレベルから数百テラバイト級のデータストレージ容量をIIJデータセンター内で提供する。バックアップ、リストア、世代管理などを含めたバックアップ・運用サービスも利用できる。
アプリケーションの用途に合わせ、SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)に対応する。SANでは、ユーザーのサーバー装置とストレージをファイバーチャネルでダイレクトに接続する。NASでは、ユーザーのシステムセグメントを100Base-TXのLANスイッチでストレージに接続し、NFS(Network File System)やCIFS(Common Internet File System)領域を提供する。
コンピューター記憶装置の専門メーカーである米EMC社の製品『Symmetrix(シンメトリックス)』などを採用し、同社の日本法人であるイーエムシージャパン(株)と技術提携することで、信頼性と拡張性を備えた、サーバープラットフォームに依存しない大規模なマネージドストレージサービスを実現したという。