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また下がりだしたメモリ価格

2000年12月09日 17時31分更新

文● HINOMOTO(G&D MATRIX)

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 急落していたメモリの価格も2週間ほど前から落ち着き、徐々に値上がり傾向にあったにもかかわらず、今週に入ってから再び下がり始めている。

 先週末の相場が PC133 SDRAM(128MB) CL=3 で7000円弱、8日の時点では6000円弱まで下がっている。最安値はDOS/Vパラダイスの5580円。
 一方PC133 SDRAM(256M) CL=3はというと、こちらも価格は下がってきており、8日現在での最安値はDOS/Vパラダイスの\12,680となっている。9日には、キュービット(前オービット)で128MBを4980円で販売予定と話しており、他の多くのショップでも値下がりするだろう。
 この価格下落の原因については、SDRAMの流通量が、何らかの理由で非常に多くなっているというのがおおかたの意見になっている。

 11月20日にマークされたPC133 SDRAM(128MB) CL=2 の5200円という最安値を近いうちに下回る可能性はあるのかという問いに対しては、多くの関係者が「可能性は大いにある」と言っている。前回の値上げの例もあり、予測は非常に難しくなっているのが現状だが、それでも以前の最安値に近い価格まで価格が下がる可能性は高い。ただ、やはりメモリの価格動向というのは予測が難しく、正直なところ確実なことは何も言えない。



 ショップではこの動きをどう見ているのだろうか。ここ1カ月たらずのメモリ価格の動きには、ショップの仕入れ担当者も頭を悩ませている。6000円台で仕入れた在庫を抱えるショップ、代理店も少なくない。この調子でメモリの価格が下がり続ければ、それだけ損失も大きくなるわけで、メモリ価格の一時的な反発を受け、値上がりを予測して大量に仕入れたショップにはかなり厳しい状況のようだ。



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