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KDDIなど5社、EZwebで広告事業を展開する新会社を設立

2000年12月07日 17時15分更新

文● 編集部

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(株)ディーディーアイ(KDDI)、(株)博報堂、(株)アサツーディ・ケイ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)、および(株)デルフィスの5社は6日、共同で携帯電話のインターネットサービス“EZweb”を中心に広告事業全般を展開する新会社“株式会社エイワンアドネット”を同日付で設立したと発表した。資本金は、4億9000万円で、出資比率はKDDIが51%、博報堂が35%、アサツーディ・ケイが8%、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムが4%、デルフィスは2%となる。東京都千代田区に本社を置く。

新会社は、“EZweb”を中心とした広告事業全般に関するサービス開発、営業を展開することにより、ユーザーへの付加価値情報の提供や、ユーザーと各企業との橋渡しを行ない、モバイルインタラクティブコミュニケーションの活性化を図るとしている。また、コンテンツプロバイダー、および広告代理店とのオープンな協調関係を柱に、より利用価値の高いコンテンツの開発なども積極的に推進するという。さらに、KDDIグループにおけるEZweb以外のインターネットサービスとも、広く連携できる強みを生かし、パッケージサービスも展開していく予定。

サービス商品は、4から5月に実施した“おすすめプレス アドバキューン!”の実験成果をベースに提供していく。具体的には、インターネットより高いクリック率が見込まれるバナー広告をはじめ、実験段階において高い効果が実証されたサイト型広告、メール型広告を順次オープンする予定。また、これら広告サービスを統合・カスタマイズして提案し、各企業のマーケティング活動をサポートするさまざまなサービスを実施していくとしている。

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