ソニーコミュニケーションネットワーク(株)が運営するインターネット接続サービスSo-netは、2001年1月15日0:00より新しいコンテンツサービス「ねっとのおやつ」をスタートする。その中身は「パソコンで見る“新聞の4コマ漫画”」を基本コンセプトに、1日1回おやつを頬張るような軽い気分で楽しめる、まったく新しいスタイルのインターネット広告メディアなのだ。
「ねっとのおやつ」のロゴと佐藤雅彦氏が作成したイメージキャラクター「袋小路マシマロ(ふくろこうじましまろ)」。 |
So-netの「ねっとのおやつ」は、MacroMediaのフラッシュアニメーションを使用した動画スタイルのショートアニメとCMを1セットにしたもの。アニメーションの作者には「だんご三兄弟」のイラストなどで有名な佐藤雅彦氏を起用し、アナログ時計の見た目をした専用のフリーの常駐型ソフトを使って“おやつ”のダウンロードを行い、時計をクリックすることで1日1回限定のショートアニメを楽しむことができる。ショートアニメの前に流される15秒のCMを見ることにより、無料でサービスが利用できる仕組みだ。アプリケーションの対応OSは現時点ではWindows Me/98/95/2000/NT 4.0のみ。Mac版については開発予定はあるものの、リリース時期は未定となっている。
ショートムービーからの1カット。これで原寸大。デスクトップの端っこにおいて1日1回楽しむ。音声はないので、職場でも安心して見ることができる。 |
“おやつ”のデータサイズは15秒のCM込みで30KB程度。同社では常時接続環境を前提としたプッシュ型のサービスと位置づけているが、アプリケーション側でダウンロードするタイミングを任意に設定できるため、ダイヤルアップ環境のユーザーでも問題なく利用できる。月曜から金曜は毎日新作のショートアニメが楽しめ、土日は公式サイトに設置したリクエストコーナーでランキング上位の“おやつ”が再放送される。
「ねっとのおやつ」公式サイトのイメージ。 |
“おやつ”が楽しめるのは「1日1回のみ」というのがポイントで、何度も見たくなった場合は、So-net上に置かれる「ねっとのお菓子屋さん」で3個100円で購入することができる。ここで買える“おやつ”は日々送られてくる“おやつ”からCMを抜いたもので、So-netユーザーはIDとパスワードの入力のみで決済が可能となっている。それ以外のユーザーは別途“お菓子屋さん”への登録が必要になる。「ねっとのお菓子屋さん」のオープンはサービス開始より、少し遅い2月中を予定している。
ソニーコミュニケーションネットワーク(株)
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