(株)日本リサーチセンター(NRC)と(株)アイ・エス・ティ(IST)の5日付けの報道資料によると、両社の共同運営のインターネット視聴率調査事業“Japan Access Rating(ジャパンアクセスレーティング)”は同日、インターネット視聴率調査レポート“JAR要約レポート VOL.0023”を発表した。
同レポートは、11月20日に公表された“JARレポート VOL.0023”を要約したもの。視聴率の調査は、約2000名のユーザー(有効1334名)を対象に、10月9日から11月5日までの4週間実施した。調査方法は、対象者にアクセス行動を記録するモジュールを配布し、サーバーで収集したという。これによると、ユーザーのアクセス行動は、前年度比で、アクセス時間が29%増、アクセスページ数が41%増、アクセス回数が55%増となった。
総合のアクセスランキングを見ると、トップ5がyahoo.co.jp、nifty.com、rakuten.co.jp、msn.co.jp、m-sta.comの順となっている。また、インターネット専門銀行のjapannetbank.co.jpが第176位で、オンライン書店のamazon.co.jpが第276位で初登場した。なお、NRCは、独立系のマーケティングリサーチ会社で、世論調査や市場調査などを行なっている。一方、ISTは、ソフトの輸入、販売、教育、サポートなどが主な業務で、インターネット関連ソフトのマーケティングも行なっている。