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ネットワーク上に接客/商談スペースを作成 ロータス QuickPlace R2.0

2000年11月30日 16時23分更新

文● 吉川大郎

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ライブラリ画面
ライブラリ画面。それぞれの文書をクリックすると、Wordファイルならば、WordをQuickPlaceが読み込んでHTMLにレンダリングして表示する。

具体的な特徴としては、

  1. モバイルでのオフライン運用
  2. 在席情報などを含んだインスタントメッセージング
  3. 全文検索
  4. 新規投稿や更新を通知する「News」機能
  5. Microsoft Officeとの連携機能

などが挙げられる。

2の、在席情報を含んだインスタントメッセージングは、同社の同期型メッセージングソフトウェア「SameTime」のサブセットを搭載した。

また、5のMicrosoft Officeとの連携機能では、

  • ロータスが独自に開発したレンダリングエンジンがMicrosoft Officeのファイルを読みこみ、Web上でフォントやレイアウトを再現して表示
  • Web上のMicrosoft Officeのアイコンをダブルクリックするだけで編集/保存が可能
  • ドラッグ&ドロップでファイルのアップロード/ダウンロードが可能

といった特徴がある。

価格/スペック

価格体系は、

  • CPU単位使用権……137万2000円
  • ユーザー単位使用権……1人あたり3900円

に分けられる。

「ユーザー単位使用権」は、社内における使用に限定されたバージョンで、社外とのコラボレーションはできない。サーバに関するライセンスは必要なく、使う人間1人あたり3900円の費用が発生する。本記事冒頭で紹介したような社外とのコラボレーションはできないが、社内における小プロジェクトの管理などでは、設置が簡単なだけに重宝するはずだ。

対して「CPU単位使用権」は使用する人数は無制限で、かつ社外メンバーの利用も可能。この製品のコンセプトからして、このCPU単位使用権による使用形態のほうが本筋だろう。

サーバの動作環境は

  • Windows NT Server 4.0(SP4以降)
  • Windows 2000 Server

で、Solarisについても対応予定だという。

クライアントの動作環境はWindows上の

  • Internet Explorer 4(SP2以降)
  • Internet Explorer 5.x
  • Netscape Navigator 4.5、4.6、4.7

となっている。Macintoshは対応予定。

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