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NEC、115枚/分読み取りの卓上型高速OCR装置発売

2000年11月24日 19時31分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は20日、卓上型高速OCR装置『N6370Rs MODEL400』など2機種3モデルとインターネット環境に対応したOCR制御ソフト1種を製品化し、同日付で発売したと発表した。出荷開始は12月15日。

『N6370Rs MODEL400』は、毎分115枚(A4判サイズ帳票、手書き300字)読み取りが行なえる卓上型高速OCR装置。価格は390万円。

『N6370Rs MODEL400』
『N6370Rs MODEL400』

『N6370Rs MODEL200』は、読取速度毎分80枚の『中速タイプ』と毎分50枚の『基本タイプ』の2種を用意する。価格は基本タイプが160万円、中速タイプは240万円。

『N6370Rs MODEL200』
『N6370Rs MODEL200』

これらの製品では、2種類の認識アルゴリズムの統合による手書数字の誤読率の低減(同社比50パーセント改善)や高速画像処理用LSI、高速データバスの採用などによる帳票イメージの読取処理の高速化など、基本性能を向上させながら、現行機と同等の価格設定により価格性能比を1.4~1.9倍向上させたという。

  • インターフェース……Wide SCSI
  • サイズ……幅450×奥行き500×高さ375mm
  • 重量……MODEL400が47kgで、MODEL200は45kg。

OCR制御ソフト『Rs-OCRデータエントリ』は、OCRで読み取ったコードデータやグレースケールの多値イメージデータをインターネットを介して送信し、原票(入力元の帳票)が無くても遠隔地での確認業務や修正業務を行えるソフト。これにより、従来のOCR設置場所での確認・修正作業に比べ、運用性が向上するとしている。価格は20万円。

対応機種
Windows 95/98/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。

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