『HF-W25F/LX』 |
(株)日立製作所は21日、24時間連続稼動・使用期間10年を想定した日立FA(Factory Automation)パソコン『FA MASTER HF-Wシリーズ』に、Linuxを搭載したモデル『HF-W25F/LX』を追加、12月1日に販売を開始すると発表した。価格はオープンプライス(予想販売価格は最小構成で50万円前後)。
『HF-W25F/LX』は、OSにターボリナックス ジャパン(株)の『TurboLinux Workstation日本語版6.0リミテッドエディション』、および『TurboLinux Server 日本語版 6.1』を搭載した日立FAパソコン。Linuxのインストールについて、代行サービスを行なう。
同社では、監視端末や産業機器への組み込み分野や通信サーバー機器、医療機器分野などへの拡販を行なう予定。
日立FAパソコンは、24時間連続稼動、使用期間10年を想定して、高信頼プリント基板や長寿命ファン、電源装置などを採用。装置全数について、温度試験、電圧マージン試験を行なうなど、安定稼動を図るための施策を実施したという。RAS機能、障害時メモリダンプ機能を標準搭載する。発売開始後3年間にわたり製品供給を行なう。また、保守サービスとして、オンサイト保守からセンドバック保守までをメニュー化し、納入後最大10年間の保守契約が可能。
最小構成
- Celeron-566MHz
- 64MB(ECC付)のSDRAMメモリー
- 10GBのUltra-ATA対応のHDD
- サイズは幅400×奥行き450×高さ150mm
- 重さは約13kg
- 電源はAC100~240V
- 消費電力は最大175W