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ル・モテ KX-HS100/KX-HF300

ル・モテ KX-HS100/KX-HF300

2000年11月20日 11時43分更新

文● 行正

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 九州松下電器(株)は、DDIポケットのPHS「feelH"」用端末として、SDメモリーカードスロットを装備したPHS「ル・モテ KX-HS100」および「同 KX-HF300」を発表した。SDメモリーカードにはメールや画像、着信音が保存できるほか、ICレコーダとして音声録音する機能を持つ。発売はHS100が12月15日、HF300が2001年2月上旬、価格はいずれもオープンプライス。

 KX-HS100/300はいずれもフロントライト付きの1.5インチSTN反射型カラー液晶を搭載し、受信メールは18文字(6文字×3行)~100文字(10文字×10行)の4段階の表示を選択できる。PCM音源の搭載により最大100音色、最大12和音の音楽再生が可能で、feelH"の音楽コンテンツ「feelsound」から音楽をダウンロードして着信音に設定できる。また、京セラ製のデジタルカメラユニット「Treva―トレバ―」に対応し、カラー画像(96×72ドット)を撮影してメールで送信したりSDメモリーカードへの記録が行える。SDメモリーカードは別売りで、64MBのメディアを装着した際には音声録音で約4時間分、メールで約4000件、着信音で最大100曲、画像で最大900枚の記録が可能となる。SDメモリーカードを採用したデジタルカメラ(松下寿電子工業の「PV-DC3000J」)で撮影した画像をSDメモリーカード経由で読み込んでメールに添付したり、メール端末(九州松下電器の「POCKET・E KX-FE841」などのアドレス帳を読む込む機能も持つ。

本体サイズはいずれも40(W)×20(D)×124(H)mm、重量はHS100が約77g、HF300が約81g。連続通話時間は最大約6時間、連続待ち受け時間は最大約350時間(節電モード時:約600時間)。オプションの通信ケーブル「KX-HA10」(6300円)を用いれば、Palmシリーズ(IBMの「Workpad c3」もしくは「Palm Vx」)から32kbpsデータ通信が行える。

ストレートタイプのデザインを採用した「KX-HS100」。メタリックシルバー、ラベンダー、クリスタルブラックの3モデルが用意される。
フリップオープン型デザインの「KX-HF300」。メタリックシルバーとロゼメタリックの2モデルが用意される。

松下電器産業(株)
九州松下電器(株)
問い合わせ先 0120-878-365

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