カシオ計算機(株)は16日、cdmaOne専用端末『トリコメール』を発表した。cdmaOne専用にカシオ計算機が開発・製造し、事業者であるKDDIのauブランドで発売される。発売は12月上旬。価格はオープンプライス(予想販売価格は未定)。
 | 『トリコメール』 |
|---|
『トリコメール』は、cdmaOne携帯電話と接続して、インターネットメールやウェブブラウジングが行なえるモバイル端末。デジタルカメラを内蔵し、メールやアドレス帳に写真を貼り付けることができる。画面には3万2768色高精細カラー液晶ディスプレー、タッチパネル入力方式の採用する。“au.NET(エーユードットネット)”、“ezweb@mail(イージーウェブアットメール)”、“PacketOne64”に対応する。HTML3.2準拠のウェブブラウザーを搭載する。表示方式は3.2インチバックライト付きカラーSTN液晶ディスプレー(320×240ドット 3万2768色)。通信回線はcdmaOne携帯電話回線(ASYNC/Packet)で、通信速度は9.6kbps/14.4kbps/64kbps。入力方式はタッチパネル入力。デジタルカメラ部の撮像素子は11万画素CMOSセンサーで、撮影画像サイズは320×240ドット。電源は専用リチウムイオン充電池で、ACアダプターが付属する。充電時間が約6時間、動作時間は1分間に60文字の入力を行なって10分間放置する操作を繰り返した場合が約4時間、携帯電話でのデータ通信を連続して行なった場合は約2時間。サイズは幅126×奥行き82×高さ29mmで、重さは約225g(電池パック、バックアップ用コイン電池、タッチペン含む)。本体収納のタッチペン、cdmaOne携帯電話接続ケーブルなどが付属する。
