(株)イーストアーは8日、代金決済、流通システムなどの電子取引のバックエンドシステムを提供するASPサービス『バックストアー』を、20日に開始すると発表した。これは、同社のバックエンドシステムと、顧客企業のサイトとを、XML形式のデータ通信で結び、XMLタグを記述するだけでEC管理機能を利用できるというもの。顧客企業は、自社にロジスティックシステムを持つことなくECサイトを運営でき、システムの開発期間の短縮や開発費用の削減を行なえるという。バックエンドシステムのXMLエンジンには、インフォテリア(株)の『iPEX』を採用、SSLで暗号化されたXMLデータを処理できるという。同社では、BtoBのECシステム、オークションサイト、会員制ECサイトなどへの用途を見込んでいる。