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TTNet、複数のLAN間をEthernetで接続する試験サービスを開始

2000年11月02日 17時56分更新

文● 編集部

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東京通信ネットワーク(株)(TTNet)は10月30日、“高速イーサネット網サービス”と“高速イーサネット専用サービス”の試験サービスを、11月1日から提供すると発表した。

同試験サービスは、LAN間をEthernet回線で接続するもので、複数のLANを1つのLAN同様に運用/管理できるという。通信プロトコルとして、IP以外に、AppleTalk、IPXなどが使用可能である。試験サービスのうち、高速イーサネット網サービスは、同一都県内の複数拠点間を同社のEthernet網を介して相互接続(マルチアクセス)するもの。1アクセス回線当たりの月額基本回線料は、10Mbpsが20万円、100Mbpsが37万8000円。同一都県内なら距離に関わらず一律の料金となっている。同社のATM専用サービスと比べ、端末接続コストなどを削減できるとしている。

一方、高速イーサネット専用サービスは、同一都県内の2つの拠点間をEthernet回線で接続するもの。同社のEthernet網を介さず、同一収容局で折り返してEthernet接続するという。1回線当たりの月額基本回線料は、10Mbpsが15万6000円、100Mbpsが30万6000円。両試験サービスとも、サービス提供地域は、東京23区、神奈川県、茨城県の一部地域。試験サービスでは同一都県内のみの提供であるが、本サービスでは県間でも提供予定。本サービスは2001年3月の開始予定。同社では、提供のエリアの拡大や、1Gbpsの“ギガビットイーサネット専用サービス”の提供も予定しているという。

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