ニフティ(株)は30日、同社が運営するインターネットサービス“@nifty”において、ブロードバンドインターネットユーザー向けのコンテンツサービス“Broadband@nifty”を11月1日から順次提供すると発表した。
同サービスは、CATVやADSL接続で、@niftyのサービスを利用している@nifty会員とCombo会員を対象とする。家庭や企業で大容量コンテンツが容易に受信できるようになり、通信と放送の境界を越えた、従来とは異なるサービスが実現するという。
今後提供を予定しているサービスとして、日本ヘラルド映画(株)などの協力により、インターネット上に複合型映画館(シネマコンプレックス)を開設する。そのほか、TVコンテンツのライブ中継やオンデマンド配信、オンラインゲームの提供、家庭やオフィスで大容量データーを共有するためのストレージサービス、海外ISPとの契約にもとづく、グローバルなブロードバンドコンテンツの提供などが可能になるという。@niftyのオリジナルコンテンツの制作も開始するという。
なお、同社では、8月22日に富士通(株)と共同でCATV会社向けブロードバンドインターネットサービス“Cable@nifty”の提供を開始した。今後は、ネットワークの整備、キャッシュサーバーの配置などを計画しているという。
