サイボウズ(株)と日本テレコム(株)は26日、日本テレコムのインターネット接続サービス“ODN”用オールインワンサーバー『S-SERVER』に、サイボウズの小規模向けグループウェア『サイボウズ Officeシリーズ』をバンドルして販売することで業務提携したと発表した。
これにより、中小企業向けにインターネット接続回線・ネットワーク機器・アプリケーションを一体で提供することが可能となる。
今回初期バンドルされるサイボウズ Officeシリーズは、60日間無償で試用できる。サイボウズに登録キーの発行を申し込むことで製品版としての使用が開始される。
S-SERVERは、SOHO・中小企業向けの、インターネット常時接続サービス用サーバー。DSU、ルーター、Hub、UPSバッテリーが1つの筐体に収納されている。日本テレコムが初期設定および運用代行(オプション)を行なう。基本機能は、ホームページ開設、電子メールアカウントの発行など。CPUにAMD K6-2-400MHz、32MBのメモリー、6GBのHDD、コンパクトフラッシュ(Linux格納)スロット、スマートカード(設定情報管理用)スロット、4ポートの自動認識10/100 Base-T Ethernetインターフェース、DSU内蔵の64/128kbps対応RJ-11インターフェース、UPS用バッテリー(オプション)を搭載する。本体価格は、標準タイプが19万8000円で、UPS用バッテリー内蔵タイプが22万円。
ODNでは、インターネット常時接続サービスを月額2万9900円から提供している。接続ポイントは全国に130ヵ所以上。
