米IBMは23日(現地時間)、「eServer appliance」の新しいモデル、3種類5モデルを発表した。アプライアンスサーバは、特定の用途に特化したサーバで、必要なソフトウェア類があらかじめ、すべてインストールされている。短時間に簡単にセットアップ作業を行なうことができ、そのあとの増設や管理も簡単というのが特徴だ。
モデル名 | アプライアンス種別 |
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xSeries 130 (Windows) | Webアプライアンス |
xSeries 135 (Linux) | Webアプライアンス |
xSeries 150 | ストレージアプライアンス |
iSeries 400 model 270 | Dominoサーバアプライアンス |
iSeries 400 model 820 | Dominoサーバアプライアンス |
x130とx135は、共に1Uのラックマウント型のサーバで、x130が「IBM Web Server Accelerator software」を、x135が「IBM HTTP Server power by APACHE middleware」を採用している。
ストレージアプライアンスのx150は、タワー型あるいはラックマウント型の両タイプから選択できる。部門やワープグループ向け。Active DirectoryやDFS環境でシームレスに動作し、ファイルシステムはCIFSやNFS、HTTPに対応しているという。
i400 model 270は、中小規模の企業向けのDominoサーバアプライアンスで、タワー型あるいはラックマウント型が選択できる。CPUも1ウェイか2ウェイを選択可能。最大で5000ユーザーを超える規模にも対応できるという。もう一方のmodel 820は1、2、4ウェイを選択でき、1万ユーザーの規模に対応する。