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沖電気、MPEG-4動画対応の並列・分散マルチメディアサーバーを発売

2000年10月20日 21時20分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)は19日、並列・分散マルチメディアサーバー『OKI MediaServerシステム』を発売すると発表した。出荷開始は11月。価格は150万円より。

『OKI MediaServerシステム』は、ブロードバンドインターネットでのMPEG-4動画配信を行なえる並列・分散マルチメディアサーバー。多地点で画像をやりとりするパソコン会議のようなアプリケーション向けに、H.323プロトコル上で高速動画利用が可能なH.263画像圧縮フォーマットをサポートする。また、急速に増加する大量の動画コンテンツをインターネットで効率的に配信するため“並列サーバー機能”と“分散サーバー機能”を備える。並列サーバー機能はコンテンツの増加にあわせてサーバーを増やし、並列に配置することで量的なスケーラビリティーを解決する。分散サーバー機能は、ネットワーク内にサーバーを最適配置することで動画品質を確保し、ネットワークコストの低減を実現する。これらの機能は、小規模のパソコンサーバから大規模のUNIXサーバーシステムを並列・分散することで実現できるとしている。ADSLやCATVなどのブロードバンドインターネット上で、大量の動画コンテンツを扱う際の課題であった通信回線への負荷を低減できるという。

同社は、同システムをISPやASPおよびネットワーク事業者、コンテンツホルダーに対して積極的に販売していくとしている。

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