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IDC Japan、1999年の国内ディスク市場の出荷金額を発表

2000年10月19日 19時57分更新

文● 編集部

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インターナショナルデーターコーポレイションジャパン(株)は19日、国内ディスクシステム市場の1999年の実績および2000年の見通しを発表した。それによると、1999年の国内ディスクシステムの出荷金額は4274億8200万円で対前年比1.1%増、出荷容量は10815TBで同75.1%増であった。また、2000年は5038億1300万円(同17.9%増)、20869TB(同93.0%増)となる見込みとしている。1999年は、Y2K問題の影響を受けて、市場の4割以上を占めるメインフレームディスクシステムが大幅に落ち込んだため低い伸びにとどまったとしている。一方、2000年はISPや通信事業者が、データ量の急激な増加に対応するためディスクシステムに対する投資を大幅に増やしてるほか、ASP、iDCなどの新しい分野での需要も拡大しており、UNIXサーバーやパソコンサーバーなどオープンシステム向けディスクシステムを主体に高成長を達成する見込みという。

図1

IDCでは、国内ディスクシステム市場の規模をサーバー接続による出荷の“Initial Syastem Sale”と、既存のサーバーへの追加の“After Market”の合計で算出すると同時に、外付け型と内蔵型の合計でも算出している。国内ディスクシステム市場を外付け型と内蔵型に分けると、2000年は外付け型は出荷金額が3958億1500万円、出荷容量は1万1006TB、内蔵型は1979億9800万円、9863TBとなる見込みとしている。

なお、IDCでは2004年の国内ディスク市場は出荷金額で7535億円、出荷容量で26万TBとなり、2000年から2004年までの年間平均成長率は出荷金額で10.6%、出荷容量で88%の伸びと予測している。

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