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インプライズ、Java開発ツール『Borland JBuilder 4』を発売

2000年10月13日 18時40分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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インプライズ(株)は13日、Java開発ツール『Borland JBuilder 4』日本語版(以下、JBuilder 4)を11月20日に発売すると発表した。

JDK 1.3対応のJava統合開発環境

JBuilder 4は、最新のJava2プラットフォーム(JDK 1.3)で動作する統合開発環境。Windows、Linux、Solarisのマルチプラットフォームをサポートしており、プラットフォーム間で同じ操作性を提供する。ビジュアル開発とソースコード開発の両方が可能。

『JBuilder 4』の画面。部品をドラッグ&ドロップすることでユーザーインターフェースを開発できる

HTMLテンプレートを利用してデータベースからコンテンツを作成できる“InternetBeans Express”を搭載。ウェブデザイン用のHTMLテンプレートを作成し、このテンプレートにデータベースから動的にコンテンツを組み込むことが可能となる。

EJBのビジュアル開発機能も搭載する。既存のデータベーススキーマからEJBをウィザード形式で作成できる“エンティティBeanモデラ”、EJB管理機能の“EJBグループ”などが用意されている。

EJBのビジュアル開発画面

多人数による大規模プロジェクトの開発にも対応し、ソースコードのバージョン管理機能、多人数での同時開発や離れた場所でのソース同期が可能なバージョンコントロールシステムを搭載する。

また、CORBA ORB『VisiBroker for Java 4.1』、およびアプリケーションサーバー『Inprise Application Server 4.1』を搭載、Inprise Application Serverを利用して、複数のEJBコンテナにEJBを1回で配布できるようになった。そのほか、米BEAシステムズ社の『WebLogic 5.1』をサポートする。

無償版とパッケージ版を用意

製品ラインナップは、Java学習向けの無償版『JBuilder 4 Foundation』、ウェブアプリケーション開発向け『JBuilder 4 Professional』、大規模分散アプリケーション開発向け『JBuilder 4 Enterprise』の3製品が用意されている。対応OSは、それぞれWindows 98/2000/NT4.0、Red Hat Linux6.2/LASER5 Linux 6.2/Caldera Systems OpenLinux 2.3/TurboLinux 6.0、Solaris 2.6/Solaris 7。

『JBuilder 4 Professional』パッケージ

Foundationは、同社ウェブサイトで11月13日よりダウンロード可能。CD-ROM無償送付サービスも、1万枚限定で11月13日よりサイト上で申し込みを受け付ける。ProfessionalおよびEnterpriseは、全国の主要量販店店頭のほか、同社のオンライン販売サイト“ボーランドストア”、法人ユーザー向けオンライン販売サイト“WebDirect”で販売する。

『JBuilder 4 Enterprise』パッケージ

価格は、Professionalが6万8000円、Enterpriseが36万円。なお同社は、Enterpriseを26万8000円で購入できる“JBuilder 4 Enterprise 導入支援キャンペーン”を実施する。10月20日より予約受付を開始し、12月22日まで実施する。また、ボーランドストア上で、Professionalの乗り換えキャンペーンを実施、対象製品(Visual Cafe、VisualAge for Java、Visual J++)ユーザーのみにProfessionalを3万8000円で提供する。期間は3月23日まで。

次期バージョンはMac OS Xに対応

本日都内で行なわれた発表会で、同社常務取締役RADツール事業部の安藤由男氏は、「ウェブアプリケーション構築、標準規格への対応、クロスプラットフォーム対応において、Javaの果たす役割は重要。JBuilderは、最新のJavaをサポートしモバイルからエンタープライズシステム構築まで幅広く対応する製品。デファクトスタンダードのJava開発ツールを提供するベンダーとして今後もJavaの普及にあたる」と説明。

同社常務取締役RADツール事業部の安藤由男氏

また、米インプライズ社シニアシステムエンジニアであるGeorge Navarro(ジョージ・ナバロ)氏は、来年発売予定の次期バージョンについて「Java2 MicroEdition(J2ME)とWAP環境をサポートする。UMLにも対応し、クラスやEJBを容易にモデル化できるようになる。OSは、IPlanet、WebSphere、Mac OS X、IA-64をサポートする」としている。

米インプライズ社シニアシステムエンジニアのGeorge Navarro氏

なお同社は、JBuilder 4の発表に伴い、JBuilder関連情報や、ユーザー同士のコミュニケーションの場を提供するニュースグループを同社ウェブサイト上に開設した。今後、そのほかの製品についてもニュースグループを順次開設していくという。

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