また、このパーティでは、以下の3つのトピックがアナウンスされた。
- 開発者向けWebサイト「WebSphere Developer Domain」の開設
- 「eServer xSeries WebSphereバンドルキャンペーン」の開始
- WebSphere技術者支援学習ソフト「iStudy for WebSphere」の発売
WebSphere Developer Domain
WebSphere Developer Domain(以下WSDD)は、今年8月に米国で始まったWebSphere上のアプリケーション開発者向けWebサイトである。10月11日、このWSDDの日本語版が登場したわけだ。WSDDでは、
- WebSphereのテクニカル情報(FAQ含む)
- WebSphere技術者によるテクニカルコラム
- 掲示板「WebSphereサロン」
- WebSphere関連の最新モジュールダウンロードサービス
などが提供されている。
eServer xSeries WebSphereバンドルキャンペーン
xSeriesは、「Netfinity」として世に浸透していたPCサーバだ。同社は10月4日に全サーバ製品の名称変更を行ない、PCサーバ(インテルアーキテクチャ搭載サーバ)は、「xSeries」と改められることになった。
「eServer xSeries WebSphereバンドルキャンペーン」告知のために展示されていたxSeries 200 |
このバンドルキャンペーンでは、Webアプリケーション開発用と、Webアプリケーション運用用に、以下の2つのモデルが最大約29%オフで提供されている。
xSeries 200 WebSphere アプリケーション開発モデル | xSeries 240 WebSphere アプリケーション本番モデル | |
---|---|---|
価格 | 32万5000円 | 210万円 |
サーバ名 | eServer xSeries 200 | eServer xSeries 240 |
CPU | Pentium III-800MHz | Pentium III-1GHz |
メモリ | 320MB | 512MB |
ハードディスク | 15GB | 54 .6GB(18.2GB×3台) |
RAIDシステム | なし | ServerRAID-4H Ultra160 SCSIコントローラ搭載 |
バンドルソフトウェア | DB2 ユニバーサル開発者版 V7.1 プログラム・パッケージ / WebSphere Studio V3.5プロフェッショナル版プログラムパッケージ | WebSphere Application Server V3.5 アドバンスド版プログラム |
これらの製品は、IBMのダイレクト販売Webサイト(http://ibm.com/direct)にて発注が可能だ。
WebSphere技術者支援学習ソフト「iStudy for WebSphere」
ハンズオンコーナーで展示されていたのが、WebSphere技術者支援学習ソフト「iStudy for WebSphere」だ。これは、IBMが実施しているWebSphere技術者認定制度「WebSphereアプリケーション・サーバー認定スペシャリスト(英語名 IBM WebSphere Application Server,Standard Edition,V3)」に対応した学習ソフトウェアであり、模擬テストを中心に、実力判定や問題に対する質問サポートやインターネットを使った模擬問題アップデートなどを行なう。
ハンズオンコーナーでデモンストレーションが行なわれていた「iStudy for WebShpere」 |
iStudyはまた、中身の試験問題を変えることで、以下の資格制度にも対応する。
- オラクルマスター(Oracleの資格制度)
- Turbo-CE(TurboLinuxの資格制度)
- シスコ技術者認定
対応OSは、Windows 2000/NT 4.0/Me/98/95となっている。価格は1万5000円。
マッサージやバンドも出るなど楽しげな雰囲気の中、技術講演やハンズオンといった、役に立つ催しも用意されたパーティとなっていた。