日本AMD(株)の11日の発表によると、米AMD社は現地時間の10日、AMDプロセッサー向けに設計されたマルチプロセッサーコンピューターのデモを公開したと発表した。このデモは、デュアルAMD Athlonプロセッサー、AMD-760MPチップセット、次世代DDR(Double Data Rate)メモリーを搭載したコンピューターによるもので、米サンノゼで開催中の“2000 Microprocessor Forum(マイクロプロセッサ・フォーラム)”で披露したもの。また、このマルチプロセッシングコンピューターのデモには、3Dデザイン/モデリングアプリケーションである『3d studio max』を使用した。
AMDのRich Heye副社長兼テキサス・マイクロプロセッサー部門担当ジェネラルマネジャーは、「AMDは、AMDプロセッサーを2つ搭載したデュアルプロセッサー仕様の次世代ワークステーションとサーバーを、ユーザーに提供することを目指している。本日のデモにより、この目標に一歩近づいた。AMDのデュアルプロセッサープラットフォームは、AMD Athlonプロセッサーの輝かしい成功をさらに発展させて、法人向けソリューション市場への参入を実現する。この市場では、マルチプロセッシングのワークステーションやサーバーが必要とされている」とコメントしている。
